NHK NEWS WEB 2016年9月1日の記事によると
『台風が相次ぎ北海道が主産地のタマネギなど値上がり』(参照記事はコチラ)として、
台風の影響で畑が水に浸かり、収穫時期を迎えた農作物に大きな被害が出ているとのことです。

この情報は報道機関各社が報せており、ここ一週間くらいの目玉記事になっているわけですが、この問題がさらに大きくなる可能性が出てきました。
というのは、現在、北海道の札幌貨物ターミナル駅を中心に本州向け野菜を満載した5トンコンテナが、2000箱以上滞留してしまっているというのです。

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石北線や根室線など十勝平野で収穫される農作物の重要な運送ラインとなっているJR各線(特に石北線は日本最大のタマネギ産地である北見からタマネギ専用の臨時貨物列車が出ているが、これが運休になっている)が台風の影響で橋梁が露出したり、橋自体が流されるなどして寸断されており、復旧の目途も立たない状態になっているというのです。

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一番早く復旧が見込まれる石北線の上川駅~中越信号場間でも10月中旬以降の復旧予定となっており、当面本州に入ってくる北海道産野菜の量は激減すると推測されるのです。
加えて、化成肥料と農薬を用いた慣行栽培野菜の鮮度は非常に落ちやすく、有機栽培物の約半分程しか持たないと言われています。
まして、この残暑著しい時期を考慮すれば、JRコンテナにクーラーがついているとは考えにくいので、ほんの数日で傷みが目立ってきてしまうのではないかと考えられるのです。

JR貨物では不通区間をトラックによる代替輸送にて賄う態勢作りを始めたということですが、すでにコンテナ2000箱以上の滞留は先週金曜から始まっているので、今日の段階ですでに3日間炎天下に晒されていることになります。
こんな状態では、本州各地の市場につく頃にかなりの量の農作物が売り物にならなくなっていると思われます。

主にジャガイモ、タマネギ、ニンジン、カボチャなどのコンテナが確認されており、不作のダメージに加えて、輸送トラブルによる鮮度劣化による販売不能品の増加が見込まれることから今年の秋冬は相当に各種野菜類の価格が上がるものと思われます。

報道では、タマネギ1個100円のスーパーも出てきているとか。

今回は植物の病気と台風の同時発生でしたが、今後は、さらにいろいろな異常気象が家計に追い打ちをかける時代です。
少しでも自産自消して、おいしいものを安定的に食べることのできる環境をつくりませんか?

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